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2015年 03月 08日
【「練馬区立石神井公園 ふるさと文化館」における同特別展のチラシ】 平成27年2月7日付の毎日新聞山梨版でも報道された、練馬区立石神井公園ふるさと文化館(練馬区石神井町5-12-16)における「特別展 富士山 ━江戸・東京と練馬の冨士━」(開催期間 平成27年1月24日~3月15日)を昨日観覧した。同展開催にあたっての概要に「江戸・東京、練馬の人々と富士山の関わりをさまざまな資料から紹介する展覧会です。噴火を繰り返していた頃の富士山、江戸・東京の人々と富士山との関わり、富士信仰の流行と練馬の富士講、受け継がれる富士信仰と観光地としての冨士のテーマに分け、地誌や記録などの文献資料、『富嶽三十六景』や『不二三十六景』などの浮世絵、黄表紙や滑稽本などの版本、練馬区内や山梨県富士吉田市の御師宅に残る富士講装束や富士講による奉納物などの民俗資料を展示します。」 と記されているとおり、二つの展示室に関係するそれぞれの資料が展示されている。 練馬区内には現在五基の冨士塚が残されているとともに、富士講の人々が富士山参詣に使用した道は今も富士街道と通称され、その道沿いには道標や富士山信仰に関わる石造物などが残されているとのことである。 【吉田ヨリ見タル富士】 富士山北口(吉田口)から富士山に登る富士講の場合、上吉田に到着すると、左の写真に写る金鳥居から富士山に向けた道の両側に形成された御師町の定宿とする御師宅に宿泊していた。練馬区域の多くの富士講は、本御師である槇田家を定宿としていたため、同家には現在も練馬区域の富士講社が奉納した奉納物が保管されているということであり、今回の富士山展においても槇田家に現在も残されている神具を中心とした多くの資料が展示されている。 【同特別展の図録】 同展の展示会図録(価格1,200円)である。練馬区域の富士講の信仰状況とともに、近現代の観光地としての富士山を紹介する本展について、様々な資料を用いて構成されており、特に山梨に関わる関係事項として、富士講社が定宿とする上吉田の御師宅と互いがどのように関わりあっていたかが詳しく記されているなど、資料的価値が高い図録である。
by kaz794889
| 2015-03-08 14:46
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