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2014年 08月 03日

金桜神社門前の旅館 1 「御嶽館」

【金桜神社門前】
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【(甲斐御嶽山) 金桜神社大鳥居】
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  昭和2年に発行された案内記によれば、金桜神社の門前について、
  「御嶽行自動車にて甲府を発し約30分にして勝地御嶽の入口たる天神平に着す。此処にて小憩の後、荒川の渓流に沿い御嶽百景を眺めつつ溯ること約一里にして仙娥滝に至る。此処を約一町の急坂登り猪狩村に出ずれば平地となる。更に行くこと約20分にして御嶽に到着す。縣社金櫻神社あり、年中参詣者及び遊覧客多く、昔より信仰者多く参拝せしを以て宿坊ありしが、今は旅館と変じ設備も完全し、大に遊覧客を便しつつあり。」と記している。

  
現在は甲府市御岳町となった金桜神社門前地域も、昭和29年の合併までは「中巨摩郡宮本村御嶽」が
この地の住所であった。

 
  かつては御嶽千軒と言われるほど殷賑を極めた地域であったが、明治維新以降、地域の住民は他所に移住しており、昭和6年当時の案内記は、
  「今は殆ど百戸足らずで僅かに往年の面影を存するに過ぎぬ様になったが、探勝の客や参拝の士が多く、旅館、郵便局その他商店が軒を並べ山中の一町場をなしている」としている。

  金桜神社の門前で営業していた複数の旅館も、現在は全て廃業しているが、門前に残るかつての旅館を紹介したい。




【昭和2年頃の「御嶽館」】
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  金桜神社の参道石段直下で営業していた旅館(前述の神社門前写真の鳥居右側に写る建物)が「御嶽館」である。
  峡北地方出身の主人が明治19年に御嶽の地で雑貨商を営んだ後に、旅館を兼業したのが「御嶽館」の始まりと云われる。



【現在の御嶽館】
金桜神社門前の旅館 1 「御嶽館」_f0191673_15474462.jpg
  既に旅館は廃業し掲出されていた旅館の看板等も下ろされているが、当時の建物が現在も引き続き住宅として使用されている。




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by kaz794889 | 2014-08-03 16:43 | 御嶽昇仙峡 | Comments(0)


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