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2013年 08月 15日
【学徒勤労報国隊 指導日誌(第2号)】 ![]() 【最終ページの記述】 ![]() 学徒勤労令(昭和19年勅令第518号)が昭和19年8月23日に施行され、同令第二条「学徒勤労ハ教職員及学徒ヲ以テスル隊組織(以下学校報国隊ト称ス)ニ依ルモノトス但シ命令ヲ以テ定ムル特別ノ場合ニ於テハ命令ノ定ムル所ニ依リ学校報国隊ニ依ラザルコトヲ得」に基づき、学徒勤労は学校報国隊の組織をもって実施されることとなった。 このため、昭和19年9月8日付を以て山梨県立山梨高等女学校(現在の山梨県立山梨高校)に対して発せられた学徒報国隊出動令書に基づき、「山梨県立山梨高等女学校学徒勤労報国隊」は東山梨郡加納岩町上神内川112番地の中央工業株式会社山梨工場に動員されている。 写真は同報国隊の指導日誌であり、昭和19年9月21日の入所式から昭和20年8月16日までの状況が二冊の日誌に渡って記録されている。 昭和20年8月15日水曜日、天候は晴れ、当日は出勤者77名、欠勤者86名。悲痛なる感慨を以て玉音を拝聴したこと、早退証所持者を所定の時刻に帰宅させたことが記録されている。 昭和20年8月16日木曜日、天候は晴れ、当日の出勤者等の人数については未記載である。一時間半に亘る同工場の山口工場長の講話は多大の感銘を与えた旨が記載され、指導日誌の記述は終わっている。 なお、『山梨学徒勤労動員の記録』(同編集委員会編 平成12年7月31日発行)所載の「山梨高等女学校学徒動員の回想」に「山口工場長が壇上に立ち戦争が終わったことを告げた。そして「風と共に去りぬ」から引用し南北戦争のことを話され「戦争は絶対にしてはならない」と結んだ。私達は呆然としてただ立ち尽くすのみだった。」と記されている。
by kaz794889
| 2013-08-15 20:25
| 戦時期の山梨
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