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2011年 11月 27日

東京電燈 松留発電所

【建設工事中の松留発電所】
東京電燈 松留発電所_f0191673_17193151.jpg


 昭和2年、建設中の松留発電所である。
 桂川と鶴川の合流点は八ツ沢発電所の放水路にあたり、上流からの土砂の堆積が著しいため、八ツ沢発電所の建設時には洪水位より高めに開削されていた。大正に入り都市の近代化に伴う建設用資材として砂利の需要が増大し、合流点附近は格好の採取場となったことから、合流点の堆積土砂は採取による人工的な処理により川床の安定が図られたことから、八ツ沢発電所からの放水を有効的に再利用することが大正12年頃に計画され、当時実用化されてきた低落差用水車であるカプラン水車を使用する松留発電所の建設が計画され、大正13年10月7日に東京電燈株式会社による建設が着工された。
 建設用地は前述の八ツ沢発電所建設時に放水用地として確保してあり、鉄骨、セメント類以外の資材は現地調達され、主機、補機等は建設地の地形上、中央本線四方津駅まで列車で輸送し、重量物はコロ引きし、その他のものはトラックにより運搬されていた。
 なお、松留発電所の完成は、昭和3年4月3日である。

【現在の松留発電所】
東京電燈 松留発電所_f0191673_172116.jpg


 松留発電所は昭和38年11月1日から無人化され、昭和47年9月15日からは発電機器の起動、停止についても自動的に実施されている。

【発電所建物の東側主取水口】
東京電燈 松留発電所_f0191673_17224562.jpg



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by kaz794889 | 2011-11-27 18:41 | 電力 | Comments(0)


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