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2009年 12月 27日
【御嶽昇仙峡・吉田初三郎画伯筆『観光の甲府』甲府市発行絵葉書】 ![]() 吉田初三郎により描かれた甲府を題材とし、『観光の甲府』と表題し甲府市が発行した絵葉書(「葡萄郷」「泉都甲府」「武田神社と信玄公」など)4枚の中の1枚である、長潭橋(ながとろばし)を描いた「御嶽昇仙峡」である。 長潭橋は山梨県内における景勝地のひとつである御嶽昇仙峡のシンボル的な役割を果たしている。 ━甲斐御嶽 長潭橋━ ![]() 長潭橋は甲府市平瀬町と甲斐市吉沢との境界である荒川に架かる鉄筋コンクリート固定アーチ橋であり、大正14年10月に橋長34.6m、幅員3.6m、ケーブルクレーンによるステージング工法らより、総工費26,000円をかけて架設されている。 祝橋、万年橋、栄久橋などと並びも山梨県内における数少ないコンクリートアーチ橋であり、県内の景勝地である御嶽昇仙峡の入口に位置したアーチ橋としての景観は、昭和初期以来、数多くの絵葉書や観光案内に掲載されるなど、ランドマークとしての重要な位置付けとなっている。 ━(御嶽昇仙峡) 長潭橋及天神森附近━ ![]() 「長潭橋(昇仙峡)保存か、撤去か」これは、平成21年12月12日の山梨日日新聞に掲載された見出しである。 山梨県が建設から84年が経過し老朽化が進行する昇仙峡の長潭橋について、架け替えの方針を固めたという記事である。 山梨県が橋の点検を行ったところ、橋の上下部でコンクリートのひび割れや剥離、鉄骨の露出が見つかったこと、建設当時の設計荷重は6tで現在の基準である25tを大幅に下回り耐震基準も満たしておらず、道幅が狭いため大型観光バスのすれ違いもできないとのことである。 橋の改修に当たっては、現在の橋を残した上で別の場所に新たな橋を建設する案と現在の橋を撤去し新たな橋を架設する案など4案に基づく改修検討会が設置され本年度内の方針決定を予定しているとのことである。
by kaz794889
| 2009-12-27 09:36
| 御嶽昇仙峡
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