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2019年 01月 02日

中央線本線電化 1

【甲府駅構内】
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 明治36年6月の中央本線甲府駅開業から26年後の、昭和4年1月に甲府駅までの電化工事が開始され、同5年12月20日には立川駅と浅川駅(現在の高尾駅)間の電車運転が開始され、同6年1月に八王子駅と甲府駅間に電気機関車による試運転が行われた後、同年4月1日より八王子駅と甲府駅間における旅客列車の電気運転が開始されている。

 甲府駅までの中央本線の電化を記念し、昭和6年4月30日には当時の鉄道省東京電気事務所は『中央線電化記念写真帳』を発行している。
 写真は同書に掲載された「甲府駅構内」と題する写真である。
 当該写真には次の内容が記されている。 
  「駅構内東部に於ける架空電車線路を示す。左方省線に並行するは 
  甲府駅に入る富士身延鉄道の電車線路にして之を隔てる旧城跡舞鶴 
  公園を望む」


【現在の同位置 1】
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 上記の写真が撮影された同位置の現在である。
 撮影当時と比べ鉄道敷地も狭められ、その場所は線路に沿った、東側の桜町踏切に通じる遊歩道等となっている。



















【現在の同位置 2】
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 鉄道敷地南側の甲府城址には稲荷櫓が再建されている。





















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# by kaz794889 | 2019-01-02 10:23 | 中央本線電化 | Comments(0)
2019年 01月 01日

新年福引初大売出し

【新年福引初大売出し】
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 昭和31年新春、岡島における「新年福引初大売出し」の案内状である。
 初売りは今も変わらず1月2日から、初大売出しは同日から1月5日までとし、午前9時30分から午後5時30分までを営業時間としていた。
 初大売出しのメインは、各階における全店初市奉仕品山積と、五階の子供の世界おもちゃ大会としている。

 昭和31年から63年後にあたる本年の岡島は、山梨日日新聞の本日の新聞広告によれば、初売りの1月2日は午前10時30分から午後19時を営業時間とし、福袋の販売が新春におけるメイン販売のひとつとなるようである。
 
 






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# by kaz794889 | 2019-01-01 18:11 | Comments(0)
2018年 08月 26日

釜右社

【釜右社】
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 釜右社(ふゆうしゃ)は明治13年11月11日に設立許可を得て、資本金5万円を以て明治14年1月5日から、巨摩郡藤田村藤田5番戸(後の中巨摩郡、現在の南アルプス市)に設立された銀行類似会社である。
 また、釜右社は、その資本金規模では北巨摩、中巨摩、南巨摩三郡の中では最大の銀行類似会社である。
 
 銀行類似会社は明治初期、金融機関の設立機運がの高まる中、銀行や金融会社の設立を出願する者が続出したというが、当時はこれらを監督規制する条例法規がなかったため、政府は公益を害さない限り人民相互の結約に任せて設立が認められた金融機関であり、為替、両替、貸付、預金の業務を営んでいた。
 なお、銀行類似会社は国立銀行条例の適用範囲外であったため、「銀行」の名称を用いることができず、一般には「銀行類似会社」と呼ばれていたという。

 


【釜右社申合規則】
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 明治26年12月、銀行条例施行に伴い、釜右社は資本金10万円の釜右株式会社に改組されている。
 明治37年に小林八右衛門が釜右株式会社の社長に就任した翌年、八右衛門は営業所を自宅(南巨摩郡増穂村舂米385番戸)へ移転し、同年3月15日に株式会社小林銀行と改称している。
 その後、小林銀行は昭和4年7月1日に富士井銀行、若松銀行の営業譲渡により小林富士井銀行に改称。昭和10年7月1日には小林富士井銀行と市川銀行、鳳嶺銀行、峡西銀行、秋山銀行の合同により山梨殖産銀行が設立。
 その後、昭和14年1月15日には有信銀行に買収され、同行は昭和16年に第十銀行と合併し山梨中央銀行となっている。












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# by kaz794889 | 2018-08-26 16:17 | 銀行 | Comments(0)
2018年 03月 17日

観光都市・甲府 駅前通り商店街の一角

【観光都市・甲府 駅前通り商店街の一角】
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 「観光都市・甲府 驛前通り商店街の一角」と表題のある昭和初期の絵葉書である。
 甲府駅前にあった、いわゆる三角地帯北側の田辺国産店等の土産物店である。三角地帯以外にも当時の甲府駅前に附近には水晶、印伝、葡萄などを中心とした土産物店が営業していた。
 左下は、昭和7年12月に開設された山梨電気鉄道(その後の、峡西電気鉄道、山梨交通)の甲府駅前に通じる軌道(昭和28年9月にルート変更)である。











【甲府市街中心部略図】
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 昭和初期の甲府市街中心部の略図である。
 青字の位置が上記の写真の場所であり、この一角がいわゆる三角地帯である。また、三角地帯の左に記されている線が山梨電気鉄道の軌道である。

 昭和20年7月の甲府空襲により、甲府駅本屋は焼失を免れたものの、駅前一帯は焼け野原と化している。
 終戦後の戦災復興に伴う甲府駅前の道路拡張等の整備に伴い、三角地帯は昭和26年の秋に撤去され、現在の甲府駅前の景観につながっている。
 










【現在の甲府駅前】
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 かつて三角地帯のあった位置の現状である。
 終戦後、整備が進められた甲府駅前であるが、平成25年11月に甲府駅南口の再整備事業が着工され、平成29年8月に再整備事業が概ね完了し、供用開始となっている。

















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# by kaz794889 | 2018-03-17 12:21 | 甲府市街点描 | Comments(0)
2018年 02月 18日

甲府市社会教育センター跡地の古塀

【甲府市社会教育センター跡地】
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 山梨県及び甲府市による「甲府城周辺地域活性化実施計画」に基づき、旧甲府税務署、甲府市社会教育センター跡地は歴史・文化ゾーンとして活性化されることとなり、甲府市社会教育センター跡地は当面の間、観光バス等の駐車場とされるようである。 

 昭和47年2月に完成し平成27年度末に閉鎖された甲府市社会教育センターは既に取り壊され、現在は更地となっている。
 かつて官有地であったというこの場所には、明治37年に甲府市紅梅町から移転した、山梨県内最初の幼稚園である進徳幼稚園が、湯村2丁目に移転する昭和40年までこの地に置かれ、その後、甲府市社会教育センターが建設されるまでは、移転前の進徳幼稚園の園舎をそのまま活用した甲府市立丸の内保育所が開設されていた。

 跡地の南側には、隣接地の境界として東西に古塀が建てられている。 
 写真中央の「青い○」で囲んだ位置にはレンガ風(正式な様式名があると思うが。)の塀が残されている。



【跡地から見えるレンガ風古塀】
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 前述のレンガ風の塀である。
 この場所が更地になる以前から、この塀の南側に続く面は見ることができたが、更地後は東西に続く面を見ることができるようになった。

 

















【レンガ風古塀】
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 既に塞がれているが、写真のとおり更地の南側隣接地から更地側に通じていたと思われる痕跡が認められる。




















【隣接地西側の古塀】
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 更地となる以前から見ることができた、隣接地西側の古塀である。























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# by kaz794889 | 2018-02-18 14:01 | Comments(0)