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2008年 10月 07日

絵葉書で見る山梨 5

【日本メソヂスト甲府教会 献堂式記念】
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 『郷土風景』と題する昭和8年発行の版画集の中に、甲府教会を題材とした「教会風景」という作品があり、作品解説の冒頭に「ポプラの木立の向ふにゴシック風な建築美を見せてゐるのは甲府キリスト教会。」という件があります。絵葉書に写るのは、その甲府教会です。
  大正5年6月に甲府市桜町60番地(現在:甲府市中央2-8-12)に2代目の甲府教会として建設されましたが、昭和20年の甲府空襲で焼失しました。
  なお、最初の甲府教会は土蔵造り平屋建で、明治24年5月に建設されたものです。

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# by kaz794889 | 2008-10-07 21:45 | 絵葉書で見る山梨 | Comments(0)
2008年 10月 06日

新興の甲府温泉

【泉都甲府】
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 鳥瞰図絵師、吉田初三郎が描く「泉都甲府」です。
 夜の灯りがともる甲府市街に、温泉の湯煙を描いています。
 
 昭和9年5月に、湯村山麓の万寿森での温泉湧出成功を目にした甲府市内の旅館や温泉業者が温泉掘削を始め、昭和11年から12年の間に相次いで温泉湧出に成功し、市内の主要旅館が内湯を設け、銭湯も温泉を掘削するなど、市街に温泉が湧出し甲府温泉が形成されていったようです。



【新興の甲府温泉】
 『新興の甲府温泉』のチラシには、「甲府十一萬の街の中央各所に最近高温度の温泉が湧出してゐる。中央線が電化して、新宿━甲府間は僅か三時間余り、観光に、商用に甲斐路の往くさ帰へるさに、その旅情の疲れを慰めることの出来る観光都市にふさはしい、恵まれた唯一の温泉郷である。」とあります。
 こうした、観光や保養をメインとしながらも、「新興の甲府温泉」のタイトルの下にある『体位向上 温泉報国』の文字が、来るべき次の時間を暗示しているように感じます。

-甲府温泉旅館連盟発行-
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 -甲府市役所 甲府観光協会発行- 

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# by kaz794889 | 2008-10-06 23:54 | 温泉 | Comments(0)
2008年 10月 05日

根津記念館

【根津記念館(山梨市正徳寺296)訪問記】
 正式開館は10月11日からですが、10月4日(土)、根津記念館の特別観覧会に行ってきました。
 

 『根津記念館とは次のとおりです。(山梨市発行のパンフレットによる)』
 
 近代日本を代表する事業家の根津嘉一郎翁の生家を保存、活用する施設です。記念館の敷地は約6,700㎡、そこに国の登録有形文化財である長屋門、旧主屋、土蔵など昭和初期の建造物があり、それに加えて設計図により復原した青山荘と茶室、それらすべてが和風建築の粋をこらしたものであります。そして富士山を借景にした庭には池と見事な黒松があり、根津嘉一郎翁の気概を象徴しています。

 
 山梨市の「広報 やまなし」10月号に、記念館のオープン特集として根津嘉一郎を特集しています。山梨市のホームページからご覧いただけると思います。
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 根津記念館は根津の生家ですが、根津自身は、明治30年代には東京に進出していたため、生家は根津の兄である根津一秀が継ぎました。
 登録有形文化財として現在に残されている建物は、昭和7年から10年にかけて根津の関与の元で整備されたそうです。
 根津一秀が明治37年に9月に亡くなった後は、娘(たか)の婿である、啓吉が継いでいます。
 (啓吉は、貴族院議員などを歴任した中巨摩郡常永村の内藤宇兵衛の弟です。)
 今回、記念館を見学し、県内有数の200町歩を有する大地主の、地主経営の場としての観点から旧主屋や土蔵などの残された建造物を見ましたが、印象深いものを感じました。

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[長屋門]
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[旧主屋・玄関]
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[旧主屋・中庭から]
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[土蔵]
※ 三階建の文庫蔵として使用された土蔵であり、旧主屋と連接しています。
 内部も公開しています。今回最も印象深い建物でした。
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[倉庫・展示棟]
※ 向かって左側が常設展示棟(根津の生涯について展示)、右側が企画
 展示棟(10/11のオープン当日から根津家ゆかりの美術品を展示する
 そうです。)
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# by kaz794889 | 2008-10-05 18:47 | 根津嘉一郎 | Comments(2)
2008年 10月 02日

菩提寺を訪ねて 1

『玉龍山 禅定寺(熊本市横手1-9-6)に藤村紫朗の墓所を訪ねて』

 今から15年ほど前、出張で初めて熊本を訪れた時、その帰り際に以前から一度はと思っていた、藤村紫朗の墓所を訪ねました。
 熊本市に菩提寺があることは知っていましたが、何という寺院であったかを失念していたため、寺院の名前と場所を確認したく、熊本市役所別館の市史編纂室を訪ねました。

 「明治の前半に山梨県知事を歴任し、後に男爵、貴族院議員となった熊本出身の藤村紫朗の菩提寺を教えてください。」こう尋ねましたが、藤村紫朗という氏名が地元ではあまり知られていないのか、まず人となりが解らないようでしたが、亡くなった明治42年頃をキーワードに調べていただき、死亡記事が掲載された、当時の九州日日新聞のコピーから、寺院の名前と場所を確認していただきました。

 場所を記したメモをいただき、熊本市電に乗って最寄りの電停で下車したことを覚えています。
 禅定寺に到着し、殆んど手の入れられていない大きな古い墓所を見て、100年以上が経過した現在でも山梨では、藤村式建築という言葉や、氏を記念する藤村記念館があり、近代郷土史には必ず登場する人物でありながら、「ああ、今はもうこうなのか」といった寂寥感がこみ上げたように記憶しています。

 現在も墓所を管理する縁者の方などがおられるのか、そうしたことを聞きたく庫裏を訪ねましたが、残念ながら住職氏がその日は御不在ということで、お聞きすることができませんでした。
 禅定寺附近の記憶は薄れていますが、九州新幹線の建設工事のため、禅定寺附近も変わってきているようです。機会があれば、是非また訪問したいと考えています。


【墓石正面】
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【墓石右側】
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【外柵入口】
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【外柵入口の後方側】
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【墓石後方の外柵】
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# by kaz794889 | 2008-10-02 17:37 | 菩提寺 | Comments(0)
2008年 10月 01日

チラシなどで見る観光・山梨 1

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『甲州ぶどうの本場 かつぬま』
 
今日から10月、秋本番を迎え、葡萄の本格的な季節です。
 これは昭和30年代前半頃のチラシと考えられます。
 
勝沼葡萄郷について、チラシの中には次のとおり記されています。
 「 中央線勝沼駅で下車すると、甲州盆地を一望におさめる丘陵
  地帯となり、この地帯が甲州  ぶどうの本場勝沼葡萄郷です。
行くところ眺めるところ葡萄ならざるはなく、延々長蛇の如く流れ
る伝説と景勝に富む日川渓流を挟むこの葡萄耕地は約五百町
歩、収穫量約二百万貫、全国に冠たる名産地です。最盛期は
九月下旬より十月末で、九月中旬より二十余の葡萄園を無料開
放し芳醇な味と勧賞をかねて御遊覧にそなえております。」
  
   この頃から、約50年、現在の勝沼の観光パンフには、ぶどう狩り
について、「デラウェア・巨峰・甲斐路など豊かに実ったぶどう。もぎ
たてからはじけるように新鮮で香りも最高。町内には約130園の
ぶどう狩り園がある。」と記しています。

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# by kaz794889 | 2008-10-01 23:19 | 観光案内 | Comments(1)