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カテゴリ:郷土誌( 2 )


2012年 09月 29日

『甲斐叢書』と甲斐叢書刊行会

【『甲斐叢書』第一次刊行既刊の第1巻~第6巻】
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 北巨摩郡甲村(現在:北杜市高根町)上黒沢出身の郷土史家廣瀬廣一が主となり、赤岡重樹、土屋操、太田亮の協力と、甲斐叢書刊行会の主である朗月堂の店主、須藤孝平の財政的援助により、昭和9年から11年の間に刊行されたのが『甲斐叢書』である。
  甲斐国志、甲陽軍鑑などの著名な資料や未刊行のため稀覯に属した諸文献などの郷土史に関して必要な文献として甲斐叢書は刊行されている。



【第二次会員募集 甲斐叢書 内容見本】
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  甲斐叢書は全12巻の叢書であり、その内の第1次刊行書目として、甲陽軍鑑、甲斐日記、裏見寒話、甲斐叢記などを収めた、第1巻から第6巻が昭和9年から昭和10年にかけて刊行されている。
  その後、第2次刊行分として甲斐国志、甲斐の手振などが掲載された第7巻から第12巻は昭和10年以降、原則、隔月に刊行され昭和11年に完結している。
  この内容見本は、第1次刊行分である第1巻から第6巻の6巻が刊行された後、増刷が決められたことから、更に追加の会員300名の募集を主に発行したものである。
  甲斐叢書は当時、普及版と豪華版の2種類のタイプが刊行され、その定価は普及版が3円50銭、豪華版が4円50銭であった。
  なお、甲斐叢書(全12巻)は、昭和49年に東京本郷の第一書房から復刻版が刊行されている。





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by kaz794889 | 2012-09-29 23:10 | 郷土誌 | Comments(0)
2010年 10月 10日

峡中沿革史

【峡中沿革史】
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 『峡中沿革史』は、南涯野史こと望月直矢の編述により、明治21年9月1日に温故堂発兌として刊行された出版物であり、山梨県の明治維新期における状況から明治21年頃までの間における勧業、土木、教育、政治、風俗等に関する諸状況を論じた明治前半期における山梨県内の同時代史といったものである。
 著者である、望月直矢は、万延元年に山梨郡八幡北村(現在の山梨市)で生まれ、明治初年に谷村、千塚での教員生活を経て甲府日日新聞に入社し、その後東山梨郡役所、甲府地方裁判所日下部主張所主任などを務め明治31年8月21日に38歳で逝去している。
 なお、峡中沿革史の内容については、この原書以外に、昭和7年からその刊行が始まった『甲斐志料集成』の「第七巻(昭和8年発行)歴史部(一)」及び『山梨県議会史 第一巻』(昭和45年12月10日発行)に収録されている。




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by kaz794889 | 2010-10-10 01:17 | 郷土誌 | Comments(0)