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カテゴリ:神社( 14 )


2013年 04月 07日

甲斐国一宮 浅間神社

【「浅間神社」誌】
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  大正10年10月16日、国幣中社浅間神社社務所発行の『浅間神社』誌である。
  浅間(あさま)神社は甲斐国一宮として、山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684番地に鎮座する旧国幣中社である。
  木花開耶姫命を祭神とし、貞観6年(864年)の富士山大噴火に際し、富士の怒りを鎮めるために創建されたと言われており、延喜式の名神大社として甲斐国一宮に列せられている。



【国幣中社 浅間神社随神門】
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  随神門は流造檜皮葺により明治42年10月に再建されている。



【随神門】
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【国幣中社 浅間神社】
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  拝殿は寛文12年(1673年)5月に再建され、現在は笛吹市指定文化財となっている。



【浅間神社 拝殿】
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【浅間神社境内図】
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by kaz794889 | 2013-04-07 16:56 | 神社 | Comments(0)
2012年 12月 16日

武田八幡神社 石鳥居

【武田八幡神社参道正面と総門】
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 武田八幡神社の創立は弘仁13年(822年)に旧来から武田武大神と崇められていた武田王の祠廟に宇佐八幡宮を勧請し、当地の地名である武田を冠して武田八幡宮と称することとなったと伝えられている。 
 その後、貞観年間(859年~876年)に石清水八幡宮が社中に勧請され神田の寄進が行われるとともに、甲斐源氏一族の尊崇を受け、武田の地に居館を構え武田氏を称した源信義が社殿を造営し武田八幡宮を氏神として仰ぎ、以来中世を通じて代々の武田氏から厚く崇敬を受け現在に至っている。
 境内は韮崎市神山町北宮地集落背後の東面傾斜地を階段状に削平し、石垣で社殿敷地を造成し、最上地に本殿、末社若宮八幡神社本殿が並び、順次下方に拝殿、舞殿が建てられその間は石段で結ばれている。
 写真は舞殿の下に建つ総門と参道正面の三の鳥居である石造明神鳥居である。



【文部大臣あて国宝指定願に関する文書】
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 昭和4年4月6日に武田八幡神社本殿は「国宝保存法(昭和4年法律第17号)」に基づき国宝(旧国宝)に指定されていることから、「右神社三ノ鳥居ハ伝フル処ニ依レバ桜ノ御所ヨリ現在地ニ遷座ノ際建造セラレタルモノナリト云フ其型石質ヨリ見テ極メテ古ク其当村ノ代表的建造物ナルモノト相認メ至急実地御調査ノ上国宝建造物ニ御指定相成度写真並ニ調書相添ヘ相願也」として、同神社の社司、社掌及び氏子総代名により文部大臣あて昭和13年3月26日付「国宝建造物ニ指定ノ義御願」を山梨県知事あて提出されたことに伴い、左記文書(兵収第1996号(13.7.20)「国宝指定願ニ関スル件」)が山梨県知事から文部大臣あて発出されている。



【山梨県知事あて文書】
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 前記の文書を受け、文部省宗教局長名により山梨県知事あて発出された文書の原義である。
 武田八幡神社から山梨県知事あて提出された文書に石鳥居の写真は添付されていたが、文部省から石鳥居の正面と側面の写真及び鳥居の刻名拓本の送付を求める文書である。
 なお、当該文書により送付された二枚の写真が後述する写真である。



【文部大臣あて送付した鳥居正面写真】
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 武田八幡神社の石鳥居は国宝保存法に基づく指定には至らなかったが、昭和36年12月7日に「武田八幡神社石鳥居付正面石垣」として山梨県の指定文化財となっている。




【送付写真の現状】
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 昭和13年当時の写真では、鳥居の後方に写る総門の屋根は茅葺となっているが、現在の総門は瓦葺に改修されている。
 



【文部大臣あて送付した鳥居側面写真】
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 鳥居には天正12年に補修した旨が刻まれている。



【送付写真の現状】
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by kaz794889 | 2012-12-16 17:05 | 神社 | Comments(0)
2012年 06月 02日

牛倉神社と楠公像

【牛倉神社の正面】
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 牛倉神社は上野原市街の甲州街道(国道20号線)から南側に80m程入った位置に鎮座している。

【上野原町郷社牛倉神社境内】
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 昭和初期頃の牛倉神社正面である。

【牛倉神社 拝殿】
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 牛倉神社の拝殿は明治13年に建設されたものである。

【忠臣大楠公之銅像】
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 牛倉神社境内(拝殿の右側)に残る楠公像である。
 この楠公像は昭和15年の紀元2600年記念事業として建設され、昭和16年11月3日に竣工した上野原国民学校奉安殿の脇(左側)に建立されたものである。
 紀元2600年の記念事業として、当時は全国的に楠公像が小学校に建立されていたが、その後の金属供出で供出された例が多く、こうして残されている楠公像は数少ない事例と考えられる。
 この楠公像は、富山県高岡市の廣野市次郎が製作したものであり、16名の寄贈者と上野原町長や上野原小学校長らの建設賛助者により建立されたものである。
 上野原小学校からこの場所に移設されたのは、奉安殿の取除作業が行われた、昭和21年8月20頃と思われる。

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by kaz794889 | 2012-06-02 09:12 | 神社 | Comments(0)
2009年 09月 22日

甲斐国惣社 縣社 八幡神社

【八幡神社(甲府市宮前町)】
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 甲府市宮前町6番地に鎮座する八幡神社は承久年間(1219~22)に武田信光が鎌倉の鶴が岡八幡宮を石和館に勧請し国衙八幡宮として武田家代々の鎮守神としたことに始まると言われ、その後の甲府開創に伴い武田信虎が躑躅ヶ崎館の西側(現在の甲府市立相川小学校の敷地周辺)に遷座したものである。
 武田氏の氏神が八幡宮であったことなどから、石和に鎮座していた当時から甲斐国総鎮守として国主代々の祈願所としての位置付けとなっており、甲府への遷座後、武田信玄の代に至り神社統制の中心となっていた。
 武田家滅亡後においても、甲府盆地を支配下においた徳川家康が八幡神社に参詣していることも伝えられているが、文禄年間(1592~96)の甲府城築造による近世甲府城下町の建設により、浅野長政が現在の場所に遷座し、それ以降も甲斐国惣社、徳川氏祈願所、甲府城鎮守などの役割を担っていた。
 なお、躑躅ヶ崎時代に鎮座していた名残りとして、相川小学校の体育館南側にある峰本自治会館の中に古八幡神社が現在も祭られているようである。


【八幡神社:随身門の礎石】
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 中世、近世と甲斐国惣社として大きな役割を担っていた神社ではあったが、明治維新後の禄高返還により八幡神社の収入が激減すると、神社の維持管理が困難となり、明治後期には旧来からの社殿の荒廃が著しくなってきたため、大正9年には有志による八幡神社奉営会が組織され、協賛者等から寄せられた当時の金額で3万円の寄附金により、本殿、拝殿、随身門、鳥居、神楽殿が再建され、当時の神社制度における県社に指定もされていたが、昭和20年7月の甲府空襲により大正時代に造営された社殿は焼失し、終戦後、現在の社殿が再び建設されている。
 

━元甲斐国惣社 縣社八幡神社 随身門及鳥居━
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 甲府空襲で焼失した大正時代に造営された随身門と鳥居である。
 前記の写真は、この随身門の礎石である。


【八幡神社:拝殿①】
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【八幡神社:拝殿②】
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━元甲斐国惣社 県社八幡神社 拝殿━
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━元甲斐国惣社 県社八幡神社 本殿━
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【八幡神社:神楽殿】f0191673_11545186.jpg


━元甲斐国惣社 県社八幡神社 神楽殿━
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【八幡神社:拝殿側から正面鳥居に向けた景観】
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by kaz794889 | 2009-09-22 11:57 | 神社 | Comments(0)