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2017年 05月 06日

「にしごおり、和菓子の世界」展

【「にしごおり、和菓子の世界」展のチラシ】
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 南アルプス市の「ふるさと文化伝承館」で5月17日まで開催している『にしごおり、和菓子の世界』展をこの連休中に観覧した。
 当日は同館職員の方から展示内容についての説明を受けながら観覧することができ、同展開催の趣旨とその内容について理解を深めることができた。

 同展の観覧でまず確認したのは「なぜ、西郡(南アルプス市)で和菓子の世界なのか」についてであった。
 説明によれば「南アルプス市内を貫く駿信往還を利用する往来者による需要や、西郡地域内に所在する社寺の祭事における利用が多かったことなどから、南アルプス市内には昭和初期時点で約50軒の和菓子店が存在(現在も十数店余が営業中)していたことによる。」とのことであった。
 菓子職人が使用した木型などの展示品の中で興味深かったのは、南アルプス市内における和菓子店(既に現在は店を閉めている店舗を含む。)の所在地を示した地図とともに、創業時期と創業者が修業した県内外の店舗についてまとめた表である。
 展示されている同表によれば、継続調査中の一部店舗はあるものの、山梨県内で修行した創業者の多くは、甲府市内の松林軒、満壽太、吟月といった和菓子店で修業を積んでいる。

 今回展示された和菓子以外でも、駿信往還沿いには多くの造り酒屋所在し、県内における近世俳諧文化の中心地域であったなど、甲州街道沿い以上に経済・文化が融合した地域であったことから、今後もこうした地域性に基づく企画展示を期待したい。







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by kaz794889 | 2017-05-06 16:54 | Comments(0)


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