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2015年 12月 15日

「谷村代官の治世と文化」展

【「谷村代官の治世と文化」展のチラシ】
f0191673_18194620.jpg 都留市の「ミュージアム都留」で開催中(平成27年11月8日~同28年1月17日)の、平成27年度企画展『谷村代官の治世と文化』を観覧した。

 宝永元年12月、当時の谷村藩主であった秋元喬知に対し武蔵国川越への転封が命じられ、秋元家の所領である都留郡(現在の南、北都留郡)は、同時期に川越藩主から甲府藩主となった柳沢吉保の柳沢家預かり地支配となった。
 その後、正徳3年に幕府代官の支配となり、以降の郡内は幕末まで幕府領となっている。
 幕府代官支配となった後、当時の上谷村と下谷村の境界に位置した旧秋元家の家老であった高山甚五兵衛の屋敷地に谷村陣屋が置かれている。
 また、享保5年には谷村陣屋は出張陣屋となり、それ以降は主に石和代官所からの出張代官となるなどし明治維新を迎えている。

 本展は「Ⅰ 谷村代官所の成立と変遷」、「Ⅱ 谷村代官の活躍と事蹟」、「Ⅲ 江川太郎左衛門と西洋砲術」、「Ⅳ 谷村興譲館 現代に受け継がれる向学の精神」の四部構成による展示となっている。

 

 
 









【ミュージアム都留の全景】
f0191673_18185793.jpg 「Ⅰ 谷村代官所の成立と変遷」の展示では、かつての谷村陣屋の跡地に建つ甲府地方裁判所都留支部の新庁舎建設に伴う、山梨県埋蔵文化財センターによる発掘調査について紹介されている。
 
 



















【「ミュージアム都留」門前の案内表示】
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【谷村陣屋跡】
f0191673_18193555.jpg 甲府地方裁判所都留支部の敷地正面横に建つ「谷村陣屋跡」碑である。
 前述のとおり、現在新庁舎の建設中であるため、敷地の周囲は工事塀に囲まれている。

 谷村陣屋跡に裁判所が置かれたのは、明治5年10月19日に谷村区裁判所が置かれたのが最初であり、開設当時は旧幕府時代に建築された陣屋の建物により執務が行われたという。
 その後、明治14年6月に木造瓦葺平屋建の新庁舎が竣工。同24年2月には木造瓦葺二階建本館及び附属建物による庁舎の改築がなされ、当該庁舎は昭和34年3月に新庁舎(現在の新庁舎建設工事により取り壊された庁舎)が竣工するまで庁舎として使用されている。

 なお、旧庁舎(昭和34年3月竣工した庁舎の以前の庁舎)は東京都立田園調布高校の山中寮として、山中湖村旭ヶ丘に移築されているという。
 





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by kaz794889 | 2015-12-15 06:20 | Comments(0)


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