2015年 03月 21日

中央本線 大月駅の風見鶏

【山梨日日新聞 平成27年3月18日付紙面】
f0191673_16271108.jpg  3月17日に中央本線大月駅の上下線ホームエレベーター完成セレモニーの開催と、駅本屋の屋根上にかつて設置されていた風見鶏の復元のお披露目がなされたことを伝える山梨日新聞の紙面。


























【中央本線 大月駅本屋】

f0191673_15061772.jpg  大月駅は明治35年10月1日に開業し、現在の駅本屋は昭和3年11月に改築された二代目駅舎である。
 丸太造りの山小屋風駅舎であり、関東の駅百選にも選ばれている。
 写真は風見鶏復元以前の大月駅本屋である。


















【中央線大月駅前 桂川館ホテル発行絵葉書】
f0191673_15062222.jpg 近年、大月駅前を中心とした一帯が整備され、古い面影は失われているが、かつては駅前に数件の旅館が営業していた。
 写真の絵葉書は、大月駅前で営業していた桂川館ホテルが昭和初期に発行した絵葉書である。

 左下に写る建物が大月駅であり、「大月駅より見たる岩殿山」との説明が付されている。













【大月駅本屋】
f0191673_15062641.jpg 上記の絵葉書を拡大した写真である。
 現在は失われているが、駅本屋の屋根上に数段高く土台が築かれており、その上に東西南北を示す方角表示が建てられている。

 新聞報道によると、「風見鶏は、50年ほど前まで同駅の駅舎にあり、地域の象徴として親しまれていた。なくなった経緯は不明だが、住民から風見鶏を復活させてほしいとの要望を受け復元した。」、「新たに設置した風見鶏は、東西南北を示しているほか、富士山と鳥居の飾りが付いた矢の先が富士山の方角を示している。同社が持っていた昔の風見鶏の写真をもとに復原した。」とある。

 昭和初期の写真では、東西南北を示す方角塔はあるものの、飾りの付いた矢はなく、風見鶏という体も備えていないが、50年程前まで駅本屋の屋根上に風見鶏があったということから、復元された風見鶏は、終戦後に設置されたものと推測される。









にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 山梨情報へ ブログをご覧いただきありがとうございます。峡陽文庫のブログ運営の励みとなります、ご覧の都度1日一回、左の『「山梨情報』をクリックいただけますようお願いいたします。

by kaz794889 | 2015-03-21 16:51 | 鉄道 | Comments(0)


<< 甲府道祖神祭礼幕と目黒不動      特別展 富士山 「江戸・東京と... >>