2014年 11月 22日

甲府愛宕町 精乳舎

【裏より見る精乳舎】
f0191673_14291131.jpg 牛乳搾取と販売を生業とする精乳舎は、林紋治郎により明治18年8月に山梨県内最初期の牛乳業者として甲府桜町で創業している。
 その後、明治19年4月には牛舎狭隘により甲府花園町の農産社を購入移転したが、中央本線甲府停車場建設に伴い、花園町が鉄道敷地として包括されることとなったことから、明治34年4月に甲府市愛宕町162番地(長禅寺の門前西側付近)に新築移転している。
 写真は愛宕町に移転後の明治39年頃の生精乳舎である。

 





 






【精乳舎の牛乳領収書】
f0191673_14290642.jpg 横浜でオランダ人のスネルに雇われて乳牛の飼育と搾乳を行ってい 前田留吉が、慶応2年に独立して6頭の乳牛を買い、牛乳販売を開始したことが国内最初の牛乳店と云われている。

 初期の牛乳販売は、ブリキ輸送缶で5勺ずつ量り売りを行っていた。 
 明治10年頃からは小ぶりのブリキ缶に入れて配達されていたが、明治21年頃からはガラスの牛乳瓶が使用され始め、明治38年頃には殆んどガラス瓶に代わっている。

 精乳舎が販売する牛乳は「精乳舎牛乳」として広く知られていた。写真は明治38年の領収書であり、2月分として、15日×1合=1升5合、75銭の領収である。














【表の側面から見る精乳舎】
f0191673_14291549.jpg  明治39年頃、愛宕山山麓方向の精乳舎である。
























【上記写真の現状】
f0191673_14305348.jpg 上記の写真の現状である。
 

























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by kaz794889 | 2014-11-22 15:43 | Comments(0)


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