2014年 08月 20日
【明治29年の金櫻神社境内】 【金櫻神社 随神門】 焼失した随神門は梁三間、桁四間、檜皮葺であり、門に掲げられていた「金櫻神社」の額は水戸徳川斉昭公の筆によるものであった。 写真左側の一段高い石垣上の社殿は後述する神楽殿である。 【現在の随神門跡】 随神門は焼失後再建されず、門の跡は石垣と石段が残るのみである。 【金櫻神社 神楽殿】 焼失した神楽殿は三間四方、八棟造り檜皮葺であり、徳川綱重公が寄進したものと云われ、写真でも分かるとおり周囲の彫刻は「繊工精技至れり尽くせり」と云われていた。 【現在の神楽殿跡(石垣)】 随神門跡の石段下から眺めた神楽殿跡の石垣である。随神門と同様、焼失後の再建はされていない。 【神楽殿から見た境内】 神楽殿の内部から見た境内の社殿(左から順に神社拝殿、東宮本殿、鐘楼)である。 【参籠所と境内社殿】 神楽殿(右側)から渡廊下で結ばれた社殿が参籠所(さんろうじょ:神社に詣で一定期間籠って神に祈願する社殿)である。 また、中央が神社拝殿、幣殿、本殿である。 左記の写真のとおり、境内一杯に社殿が建てられていた状況は、焼失後に再建された現在の境内からは想像し難いのではないだろうか。 ブログをご覧いただきありがとうございます。峡陽文庫のブログ運営の励みとなります、ご覧の都度1日一回、左の『「山梨情報』をクリックいただけますようお願いいたします。
by kaz794889
| 2014-08-20 17:11
| 神社
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