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2014年 01月 26日

「旅の家土産 甲斐の巻」

【「旅の家土産 甲斐の巻」表】
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  『旅の家土産 甲斐の巻』(たびのいえつと)は、神戸の豪商、光村弥兵衛の長男として明治10年11月に大阪に生まれた光村利藻(みつむら としも)が明治30年から同35年までの間に刊行した写真集全44巻の内の一冊である。
  『世界を見せた明治の写真帳』(三木理史 著)によると「光村利藻は交友関係のなかから写真に興味を持ち、明治26年に慶応義塾に入学、上京すると、小西六商店や浅沼商会などの写真材料商と懇意になり写真団体に入会するとともに鉄道を利用して各地に撮影に出かけ、その成果を同好者に見せ、頒けることを趣味にするとともに、小川真一のもとでコロタイプ印刷の技術を学び、その成果を用いて写真帳である『旅の家土産』を刊行している。」と記されている。




【「旅の家土産 甲斐の巻」裏】
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  奥付によると『旅の家土産 甲斐の巻』は『旅の家土産』の第13号として、発行者兼印刷者中尾新太郎(東京市赤坂区田町7丁目4番地)、発行所(東京市赤坂区田町7丁目4番地)光村写真部、印刷所(東京市赤坂区田町7丁目4番地)光村写真製版部として、明治32年3月1日印刷、同32年3月5日発行の旨が記されている。
  『旅の家土産』は300冊を制作して同行者に頒布したにすぎない非売品・準私家版であり、北海道から小笠原、台湾に渡る全国を網羅している写真帳である。



  なお、『旅の家土産 甲斐の巻』には次の表題による風景等の写真が収められている。
 ・小仏峠
 ・甲州街道
 ・猿橋
 ・甲府公園
 ・御嶽洞門
 ・昇仙橋
 ・仙蛾滝
 ・御嶽山金桜神社神楽堂
 ・鰍沢
 ・富士川屏風岩
 ・身延山久遠時
 ・富士川俵石
 ・吉田口の富士
 ・御坂峠の富士





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by kaz794889 | 2014-01-26 16:50 | Comments(0)


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