2013年 07月 02日
【事務所の正面】 山梨県東部の山村地区。いわゆる昭和の大合併により合併した旧村の中心地の道路沿いに残るこの建物は、既に廃業した元材木商の事務所である。 切妻側の一階部分に事務所の玄関を設けたこの建物を見かけた際は、公共機関の旧庁舎ではと思い、家主の奥さまに建物の経緯について確認したところ、元材木商の建物ということであった。 【事務所の側面】 建物側面側はサッシ等に改修されているものの、正面は建築当初の状況を残しており、正面二階部分の左側に残る洋風の窓が印象的な建物である。 一階入口部分で使用されている戸は、材木商を営んでいた当家のこだわり部分であったようであり、各部に使われた木の種類と、その木が植えられていた場所がどこであったかは、詳細に伝わっているとのことであった。 ブログをご覧いただきありがとうございます。峡陽文庫のブログ運営の励みとなります、ご覧の都度1日一回、左の『「山梨情報』をクリックいただけますようお願いいたします。
by kaz794889
| 2013-07-02 23:21
| 甲州紀行
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