2011年 11月 06日

初代 山梨県議会議事堂

【初代 山梨県議会議事堂】
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 大正7年10月に甲府市の市制三十年を記念して開催された甲府勧業共進会の第二会場となった、初代の山梨県議会議事堂である。
 第一回の山梨県議会は明治10年5月7日から14日間、甲府市太田町の一蓮寺本堂を議場として開催されている。
 その後、県議会は山梨県庁や徽典館を議場として開催されていた。第一回の県議会以来、当時の山梨県知事であった藤村紫朗は熱心に山梨県議会議事堂の建築を唱え、通常県議会の開催ごとに県当局が毎回新築案を提案していたにもかかわらず、常に新築は不急の案件であると否決され続け、ようやく新築案が可決されたのは、明治19年12月開催の通常県議会であり、管内共有儲蓄金中から9,000円を支出し、山梨県庁敷地の北側に接続する錦町の一角を建設地と決定された。
 明治20年2月に建設が着工され、同年7月の臨時県議会で4,000円、同年11月の通常県議会で1,431円の追加支出金が可決され、同年11月3日に開堂式が行われている。

【現在の山梨県議会議事堂の跡】
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 初代の山梨県議会議事堂は、現在の甲府市丸の内1-17-3附近に建設され、昭和4年9月に新築された現在の山梨県議会議事堂に移転するまでの間、議場として使用されていた。
 新議事堂への移転後、初代の議事堂は西山梨郡相川村の役場庁舎として移築され、昭和30年代以降も甲府市合併後の相川出張所等として使用されていた。

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by kaz794889 | 2011-11-06 14:51 | Comments(0)


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