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2011年 08月 14日

長坂駅開通祝賀会


【長坂駅開通祝賀会の開催通知】
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 中央本線の韮崎、富士見間の開通は明治37年12月21日である。
 この区間にある日野春駅と小淵沢駅の間は約14㎞あり、この駅間距離は単線であることから列車のすれ違いができず、対向列車が駅間を通り過ぎるまでの、両駅での待ち合わせには相当の時間を要するため、所要時間の短縮と合理化のため、大正4年に日野春、小淵沢間に信号場が建設されることとなり、鉄道院から信号場の設置が提示された。
 信号場設置の提示を受けた当時の日野春村長坂上条区は停車場の設置を要望し、これが長坂駅開業の始まりであり、16人の長坂上条区民有志による駅開設請願委員会が結成された。
 駅開設請願委員会は、駅開設に係る条件として鉄道院から示された、土地提供と建設費について、長坂上条区有地と建設費を寄附することにより条件を満たすとともに、開設される駅前の街づくりも計画に含めて準備を進めることとなった。


【祝賀会式次第】
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【長坂駅開設記念碑】
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 長坂駅の開設を記念し鉄道院総裁 床次二郎の揮毫により長坂駅前に大正7年に建立された記念碑である。
 長坂駅の開設にあたり、駅開設請願委員会は大正4年からの3年間に5500円余の寄付金を集め、駅の諸設備や停車場本屋に1000円、駅前の開発・整備に4000円が充てられている。



【現在の長坂駅】
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 大正7年12月11日に開業した現在の長坂駅である。

【長坂駅のスイッチバック跡】
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 長坂駅はスイッチバック構造の駅として開業したが、スイッチバックは昭和48年5月に廃止されている。
 写真は、小淵沢駅方向から長坂駅方向のスイッチバック跡の現状である。

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by kaz794889 | 2011-08-14 16:40 | 鉄道 | Comments(0)


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