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2010年 10月 10日

明治天皇御登臨之址

【明治天皇御登臨之址碑】
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 明治13年3月、明治天皇による山梨、三重の両県及び京都府への御巡幸が決まり、同年6月16日に明治天皇は御巡幸に向け皇居を出発、翌17日に山梨県に入られ、上野原宿(上野原市)の行在所である加藤景明方に着御され、18日、19日は野田尻、鳥沢、猿橋、笹子、勝沼、日川、石和、甲府と巡行され、19日の16:30に甲府の行在所である錦町の師範学校に着御されている。
 20日は山梨県庁、静岡裁判所甲府支庁、勧業製糸場に臨幸され、21日は甲府城内の勧業試験場において葡萄酒の醸造を御覧になった後、甲府城の天守台跡に臨幸され、その場所に設けられた御仮屋で暫時御休息されている。
  「明治天皇御登臨之址」碑はこうした明治天皇の御登臨を記念し昭和13年3月に建設されたものである。


【山梨県聖跡保存聖徳顕彰会趣意書】
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 全国を御巡幸等された明治天皇ゆかりの地は、聖跡として当時の「史跡名勝天然記念物保存法」に基き、内務大臣又は文部大臣の指定を受けており、山梨県内においても明治13年の御巡幸ゆかりの地である「菅原行在所」「上野原行在所」が昭和8年11月に、「勝沼行在所」「花咲御小休所」「円野御小休所」が昭和10年11月に国の史跡として指定されている。
 また、明治13年の明治天皇御巡幸から60年の年が紀元2600年の昭和15年にあたる年でもあることから、昭和12年の山梨県議会において、「明治天皇聖跡を保存顕彰し奉るは山梨県民一致の仰望する所なり、当局は之が保存顕彰に関し聖跡保存会を設立し適切なる方策を以って奉公せられん」との意見書が議決された。
 こうした経緯等により山梨県聖跡保存聖徳顕彰会(総裁:山梨県知事、会長:貴族院議員 名取忠愛、副会長 山梨県学務部長)が設立されている。


【同会竜王村副支部長の嘱託状】
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 明治天皇御巡幸ゆかりの地として史跡に指定されていた「菅原行在所」「上野原行在所」「勝沼行在所」「花咲御小休所」「円野御小休所」については、その指定が昭和23年文部省告示第64号により昭和23年6月29日、一斉にその指定が解除されている。




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by kaz794889 | 2010-10-10 23:13 | 明治天皇旧蹟 | Comments(0)


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