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2010年 08月 27日
【笹子隧道紀念碑(正面)】 ![]() 【同碑(背面)】 ![]() 明治29年5月、八王子、甲府間の鉄道建設工事が開始された中で、笹子隧道(4656m)の建設が最大の難工事であったことは言うまでもない。 『中央東線笹子隧道工事報告』(明治37年3月25日:鉄道作業局建設部発行)の緒言に「笹子隧道ハ本邦未曾有ノ長隧道ニシテ其延長3哩ニ及ビ、中央鉄道線中ノ最難工事タルノミナラズ我ガ国工業界ノ大事業ニシテ其成否ハ実ニ日本ニ於ケル学術技芸進歩ノ程度ヲ卜スルニ足ルモノト謂フモ敢テ過言ニ非ザルベシ」と記している。 隧道の完成まで7年を要し、また工事に必要であった材料資材の運搬には頗る困難を要しており、東口工区において必要とするものは、御殿場から籠坂峠を越えて吉田、谷村を経由かるか、八王子から甲州街道により小仏峠を越えていた。西口工区においては、静岡の岩淵から富士川を遡り、鰍沢に陸揚げし、甲府、勝沼を経て現地に運んでいた。 工事の起工以来、竣工に至るまでのの延べ工事人数は200万人、工費は220万円を要していた。 また、工事中に5名の犠牲者と94名の負傷者が発生し犠牲となっている。 こうした大規模かつ難工事の末に完成した笹子隧道について、その成功と工事完成について永く記念するために建設された記念碑は、宮城県石巻産の石材を用い、東京深川の石材師によって完成された、高さ約8m、幅約3mの巨大な板碑であり、明治36年6月11日に除幕式が甲府駅の駅頭で開催されている。 なお、この記念碑については、建設当時、甲府駅の駅前西側に当初建てられていたが、その後旧甲府城内に移築され、平成以降における旧甲府城の整備に伴い、現在は笹子隧道の最寄駅である、中央線笹子駅前に移築されている。 ━笹子隧道 東口(笹子駅側)(左)━ ━(甲斐名所) 日本一隧道中央東線笹子西口(甲斐大和駅側)(右)━ ![]() 【中央東線 笹子隧道工事報告】 ![]() |
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