峡陽文庫

kaz794889.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2009年 08月 16日

シンボルとしての謝恩碑

【恩賜林記念館附近から見た謝恩碑】
f0191673_11232938.jpg


【山梨県名所めぐり】
f0191673_11242990.jpg
 大正13年11月10日に山梨県が発行した『山梨県名所めぐり』と題する62頁の観光案内冊子である。
 甲府城の石垣と松の中にそびえ立つ大正11年に建設された謝恩碑と富士山の遠望が、この冊子の表紙に描かれている図案である。
  謝恩碑はその建設経緯と甲府城内に高くそびえる総高30mのオペリスク型の姿から、山梨県内では謝恩塔として親しまれ、その情景は戦前期における山梨県や甲府市のシンボルとなっていた。
  高い建物がなかった当時は、甲府駅頭から南東の方角にそびえ立つ謝恩塔を間近に見ることができ、市街地各所からもその姿が見られたようである。



【甲府舞鶴公園の桜 (絵葉書のタトウ)】
f0191673_11262576.jpg
 桜の名所として親しまれていた頃の舞鶴公園(甲府城)を写した絵葉書のタトウである。
 満開の桜が咲く舞鶴公園内に建つ謝恩碑をシンボルイメージとして図案化している。



【甲府駅の記念スタンプ】
f0191673_11265670.jpg
 ブドウの葉を輪郭とし、その中に昇仙峡の覚円峰と甲府城の満開の桜の中にそびえる謝恩碑が図案化された、昭和13年5月29日の甲府駅の記念スタンプである。


【「甲府の観光」 記念スタンプ】
f0191673_1127177.jpg


【「新興の甲府温泉郷」 記念スタンプ】
f0191673_11274166.jpg


 いずれも甲府観光協会による昭和13年5月29日の記念スタンプである。
 甲府観光協会は、甲府市を中心とする県内観光地、物産を紹介・宣伝するとともに、観光の利便を図ることを目的とし、従来の御嶽昇仙峡保勝会を解体して昭和7年11月に設立した。
 「甲府の観光」スタンプは、謝恩碑を中心として昇仙峡の覚円峰、富士山、湯村温泉、ブドウ、水晶、甲府市街地を図案化している。
 「新興の甲府温泉郷」スタンプは、謝恩碑の遠望と甲府市内の温泉郷をイメージして図案化している。

にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 山梨情報へ ブログをご覧いただきありがとうございます。峡陽文庫のブログ運営の励みとなります、ご覧の都度1日一回、左の『「山梨情報』をクリックいただけますようお願いいたします。

by kaz794889 | 2009-08-16 12:46 | Comments(0)


<< 国産愛用 甲府勧業博覧会      昭和21年4月 第22回総選挙 >>