2009年 02月 07日

与謝野晶子と依水荘

 山梨県内における与謝野晶子と所縁の深い場所の一つに依水荘がある。

【甲州桂川峡第一望 ホテル依水荘】
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 昭和15年5月、文化学院の帰途脳出血で倒れ、右半身不随の病床生活を余儀なくされた与謝野晶子であったが、従来から旅行を唯一の楽しみとしていたこともあり、家族が近場の療養地を探し主治医とも相談の上、寝台自動車により昭和16年7月28日に東京荻窪の自
宅から依水荘に移り、荘主の好意により病臥の状態ではあったが、同年9月3日に帰宅す
るまでの約40日間、転地療養のため依水荘に滞在していたのである。

━甲州桂川河畔 ホテル依水荘案内━
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 依水荘は中央本線上野原駅から西南約2kmの、北都留郡巌村松留(現在の上野原市松留)の桂川を一望する崖上に所在していたホテルである。
 この昭和8年5月発行の案内チラシには、『中央線新宿駅から一時間半にして甲州上野原駅に着く、駅の西南七丁桂川の断崖の頂きに聳ゆる赤屋根の洋館こそ吾が依水荘である。甲斐の山々と桂川渓谷とは依水荘から座ながらにして鑑賞する事が出来る。』とある。

【依水荘】
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 依水荘の敷地入口の門である。

【依水荘ノ桜】
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 依水荘の建物裏側からの全景である。

【依水荘】
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 桂川の崖上に建つ依水荘正面である。
 河原に浮かぶ船は夏の鮎漁時の遊船であり、テントの場所は遊船乗り場である。

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by kaz794889 | 2009-02-07 22:26 | Comments(0)


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